日本の住宅照明に欠かせない器具、それは「シーリングライト」です。
乳白色のカバー付きの天井直付け器具です。皆さんよくご存じだと思います。
器具の外観はとてもシンプルで、どのようなインテリアにも調和しやすく
特に直径500㎜~1000㎜の大きさを持つ蛍光灯大型器具は
それだけで部屋全体の明るさが取れるほどです。
ちなみに、大型のシーリングライト器具は
住宅用カタログに「何畳用」と部屋の大きさの目安が表記されていますので
選ぶのに困ることもありません。
このように、インテリア的にも、照度においても優れた性能を持つシーリングライトですが
この特徴が裏目に出る場合もあります。1灯で部屋に必要な明るさが得られることから
その明るさですべての生活が満たされるという誤解を生んでいる点もあるのです。
1灯のシーリングライトは、部屋の照度はJIS基準を満たしていますが
器具の直下照度は明るいにもかかわらず、部屋の隅にいくにつれ暗くなっていきます。
たとえば、部屋のコーナーにソファーがあるとして
そこで新聞や本を読もうとすると、シーリングライトの光は誌面に対して逆光となり
読書に必要な明るさは確保しにくくなるわけです。
このような場合には、ソファーの横には、補助的に読書用の明かりとして
スタンドライトなどを併設しておくことが望ましいです。
大阪府泉佐野市の「JO-TEC」では、照明、エアコン、防犯カメラをはじめ
各種電気工事に対応し、これまでに数多くの施工実績があります。
電気に関することなら、どんなことでもお任せください!
お問い合わせはこちらから
2021.02.19